概要
今回は、こちらの記事で書いた通り、Obniz IoTコンテスト2021に参加したので、そこで書いた記事の紹介です。
前回記事↓↓
と言っても、内容の詳細は直接こちらの記事に飛んでいただいて、読んでもらえればと思うので、ここでは、どんなことをやったのかのまとめと、感想について書いていこうと思います。これを読んで、次回以降のこのようなコンテストへの参加者が増えるといいなと思っています。
elchikaに投稿した記事↓↓
やった内容
まず何をやったのかについて説明します。
今回作成したのは、ObnizというIoT開発に特化したマイコンを用いて、家庭菜園用の水やりタイミング通知botを作成しました。
obnizについて
IoT開発に特化したマイコンとはどういうことかというと、まずベースがnode.js (javascript)であるということです。私が今まで使ってきたマイコンは、基本的に電子工作向けのマイコンで、c言語やpythonで書くことがメインでした。
しかし、node.jsをメイン言語とすることで、クラウドを使用した開発がとてもやりやすくなった (むしろこれが狙いなのではないかと思っている)のです。また、OLEDやスイッチがくっついていることで、マイコン単体でいろいろできるようになっていますし、専用のIDEも用意されていてとても開発に取り組みやすい環境が整っています。
水やりタイミング通知botとは
私が作成した水やりタイミング通知botは、家庭菜園をしている私が昨年からほしいと思っており、ずっと作ろうと思っていたものです。家庭菜園をしている人はわかるかもしれませんが、水の上げすぎはご法度です。しかし、どの程度上げればいいのか判断するのは難しいです。そこで、センサを使ってプランタ内の水分量を計測し、一定値を下回ったら通知してくれるものを作ればいいのではないかと思ったわけです。
まとめ、感想
実際に作成したものは下記のもので、まだまだ完成には程遠いもので、機能開発のみが完成したというのが正しい表現だろうと思っています。
今回は、無料でマイコンがいただけるというものすごい待遇と、やりたいことが出せそうだという期待から本コンテストに参加してみました。
実際にやってみて、初めてのことが多く、このようなコンテストに参加するのも初めて、obnizも初めて、node.jsやjavascriptも初めてと初めて三昧でした。しかし、結果としては、必要な機能の実現ができ、デモもできたので良かったと思っています。一方で、問題点も多く、ハードウェアの設計を間に合わせることができず、中途半端なものになったり、実験を詳細に行うことができていなかったりといった反省点もあります。
もともとやりたいと思っていたこともやりたいことが多いと結局やらずじまいになってしまうことも多いので、このようなコンテストには積極的に参加して、締切に追われながらも、ものを完成させる、それのクオリティを高めるということを今後も積極的にやっていきたいと思います。