Arduino Nanoを用いてCO2センサを実装したので、そのやり方について紹介したいと思います。
この記事を読むことで、安価なマイコンであるArduino NanoでCO2センサが実装できるようになります。
CO2センサが使えると室内の二酸化炭素濃度を把握することができます。そのセンサ値を元に、喚起をしたり、空気清浄をしたりするようなIoTデバイスを作るなんてことができるようになるかと思います。
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Arduino Nano, CCS811の簡単な説明
Arduino Nano
Arduino Nanoは超安価で購入ができるマイコンで、電気やプログラミングの深い知識を持っていない電子工作初心者でも扱いやすい、オープンソースマイコンです。
Arduinoと比較すると、性能は劣るものの、安価で広い用途で使用可能なので初心者に適しています。
ちなみに、上記が純正品ですが、互換品である以下も性能面では変わらないので強いこだわりがない限りは、互換品の方がおすすめです。
CO2センサ (CCS811)
CO2センサは二酸化炭素やその他空気中の有害物質の量を数値的に測ることができます。それ単体でなにかの指標になるかというと難しいかもしれませんが、まさにスマートホーム等には向いているセンサかと思います。
実験構成
- Arduino Nano
- CO2センサ (CCS811)
- ジャンパ線多数
Arduino Nano、CO2センサは上記のものを使用しています。
ジャンパ線は何を使用してもいいですが、一応リンクを張っておきます。
実験
配線
まず配線は以下のようにします。
配線ができると以下のような画像のようになります。
実行コード
ここまで出来たら以下のコードを実行することで動作確認ができます。
今回はCO2とその他有害物質量を表すtVOCをシリアルモニタで確認できるようにしています。
これらの値を使って、いろんなIoT機器を製作できるようになります。
まとめ
今回は、Arduino NanoでCO2センサを動かすために必要なものの紹介と、サンプルプログラムの紹介をしました。